実在の人物だと思われます。
竹取物語も実話をモチーフにしたものだと思われます。
そう思う理由を書いていきますが、一緒に考えてもらえたらいいですね。
今回捨てるべき固定観念は、おとぎ話ではなかったという所でしょうか。
最後まで読んでもらえると幸いです。
竹取物語
紫式部の作品
紫式部の作品にしては、源氏物語や紫式部日記などとは、だいぶ毛色が違います。
竹取物語は発想が柔軟というか、展開が予測不能というか、秀逸に感じます。
ひとりの頭の中の空想からできた話にしては、出来すぎている気がするのです。
なので、実話や伝承を元にした作品だったのではないかと思います。
富士山
もし竹取物語が空想であれば、富士山という名の由来が不明になります。
富士山とは不死山。不死の薬を捨てた山から不死山と呼ばれ、次第にふじさんと呼ばれるようになり、今ではマウントフジになってるわけです。
不死の薬
この印象的な不老不死をかなえる秘薬は、帝が服用をせず 富士山で燃やすように指示します。そして道中、コノハナサクヤに奪われます。そしてこの秘薬を服用したとか。
その話があり富士山には富士宮神社があり、そこの主祭神は木花之佐久夜です。
饒速日の妹君ですね。
なので空想なら神社の存在を否定することになるのです。
木花之佐久夜(24.2.4追記)
前述のとおり不死の薬を奪ったとしたら、神社で神として祀られているのが不自然になります。なので捨てに行ったのはコノハナサクヤではないかと思います。
この話は他に絡んでくる上に長くなるので別の機会にします。
徐福
秦の始皇帝の命で不老不死の薬を探しに派遣された人です。
その後の成果は不明ですが、日本には徐福の痕跡がある地域もあるようです。
中国側が日本に対して嘘の記録を残すメリットがないので、おそらく事実です。
事実であるなら、外国にまで知られる不死の秘薬の話は 始皇帝の時代より前ということになります。
秦の王朝は前221~前210ですので、紀元前221年より前の出来事だと推測できます。
かぐや姫
豊受大神
唐突ですが、この人がかぐや姫だと思われます。
そう思う理由は、因幡の白兎・竹取物語・籠神社に伝わる伝承からです。
因幡の白兎
ここの兎はしゃべりますので おそらく人間でしょう。
ワニの背を渡るという同様の話がシベリアにもあります。
シベリア人もしくはシベリア方面の文化を持っていたのであれば、頭にウサギの帽子をかぶっていたかもしれません。(あのふかふかの帽子がいつの時代からあるのか不明)
仮にシベリア人だとするとその後の辻褄が合います。
そして本来は因幡ではなく、稲場です。稲場の白兎で稲作を連想させるんです。
そういえば、大国主が白兎を介抱するときに使った植物はイネ科の植物でしたね。
その介抱したお礼として八上姫と会うことが叶います。
実はこの兎さんの後日談で天照を都に案内するというのがあります。
天照は大国主という線が浮かぶんですね。
24.4.9追記
兎が餅をつくというのは兎と稲作(もち米)を関連付けます
兎が餅をつくという話はかなり前からある話です
やはり兎はかぐや姫と関連があるということだと思います 兎とはなんなのか
中国にも玉兎という名で月に兎がいることになってます
仏教のジャータカでも兎が月にって話になりますし 兎ってなんなのか・・
分かったらまた書きます
竹取物語
かぐや姫は美人としての描写です。
夜這い(一目見たさに男達が這って塀にへばりついていた)というほどの言葉が生まれた美女だとすれば、人種そのものが違った可能性があります。
日本人女性の美人はかなり人による所があり、誰もが認める圧倒的な美人ってのはなかなかいないからです。
そう考えると白人、もしくは白人のハーフかクォーターが思い浮かびます。
かぐや姫と白兎
もしこの二人に接点があれば、かぐや姫は白人の可能性がでてきます。
ふたりとも月というワードで重なります。
恐らく中国の玉兎や嫦娥伝説を後から重ねたんじゃないかと思います。
そして白兎を祀る白兎神社は縁結び。
結んだ相手は大国主と八上比売ですが、八上姫ってそこから登場しません。
かぐや姫と同じように男達がひっきりなしに求婚するような美人だった。
かぐや姫と重なります。
そして場所です。出雲→因幡の方角で進んで兎に出会った。
となるとその先に当初の目的地があったはずです。
その先には元伊勢籠神社があります。
元伊勢籠神社
伊勢神宮より前からある神社です。元伊勢ですからね。
天橋立のところにある神社です。
私が知る限り日本で最高の由緒正しき神社だと思います。(次は諏訪大社かなぁ)
日本最古の家系図を持つ海部氏(あまべうじ)が宮司を務める神社です。
この家系図は国宝ですね。その中に卑弥呼らしき名の人もいます。
で、ここで祀られているのが豊受大神。籠に入っていたという言い伝えがあります。
籠って竹で作りますよね?竹籠の中と考えると、竹取物語の竹の中からっていう設定が符合します。
ここの神社の主祭神である天火明(あめのほあかり)は以前に書いた天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊で饒速日(にぎはやひ)です。天照大神ですので、私が以前に書いたものとも一致するはずです。
かごめ唄
か~ごめ、か~ごめ ってやつ、あれは籠神社の宮司さんの話では暗号らしいですね。
か~ごめ×2・・おそらく籠女でしょう。すなわち豊受大神(かぐや姫)を指します。
籠の中の鳥は・・籠の中の鳥は女性ということですね。
いついつでやる・・いつ出てくるの?と考えるのが妥当ですが、
後の詩を考えると、いつ出会うの? が合いそうです。
夜明けの晩に・・夜明けは朝を連想しがちですが、朝以外にも夜明けがあります。
皆既日食です。皆既日食のあった日の夜だと不自然さがないです。
太陽に月が重なる、天照とかぐや姫が結ばれるとも取れます。
鶴と亀が・・ 鶴は豊受王神でしょう、亀は大国主で天照です。
鶴は白真名鶴(しろまなづる)伝説が連想できます。
稲作を伝えたのは、鶴? 豊受大神なのか?
すべった・・・ 統べたととると、ふたりで統治したと取れます。
対等にと考えると伊勢神宮の祀られ方と重なります。
後ろの正面・・ 後ろの正面を真後ろだとすると振り向く以外にもうひとつあります。
それは股の下から除く方法です。
振り向く場合は左右を経由して後ろを見るわけで
後ろの真正面を簡単に見る場合は仰け反るか股から除くかが
後ろの正面という表現に合う気がします。
天橋立にそのようにして見るものがありますよね。
だぁれ ・・ 個人名?だれなんでしょう。かごめから始まった唄ですので
かごめ(籠女)の正体ですかね?
暗号の正体
よくわかりませんねw 私の知識や知能では無理っぽいw
かぐや姫の正体を明かす暗号なのか? 本来祀られるべき神を示すものなのか・・
それとも天の岩戸の話の真実? 救世主の予言? ・・肝心な所がはっきりしません。
鶴と亀のフレーズがあるので、浦島太郎の話も連想できます。
(でも最古の浦島太郎は女性が亀なんですよね・・ちょっと違うか)
ただ暗号にするってことは、今の時代において好ましくないということですね。
鶴が豊受大神だとすると、大国主に稲作を伝えたのは豊受大神ということになります。
そして大国主はそれを全国に広め、国はひとつにまとまったことになります。
竹取物語と照合
ちょっとぶっとびますが、竹取物語が真実なら、不死の薬も存在することになります。
もし帝に渡す前に自分が服用していて・・饒速日と永遠の時を過ごそうとしたのであれば・・今も生きてる?
んなわけないかw それなら木花咲耶も生きてないとおかしいですよね。
でも豊受大神と木花咲耶姫って亡くなった人を示す 命 がついてないんですよねw
まとめ
竹取物語は、単なるおとぎ話ではなく、建国時の話だった可能性があります。
もちろん色々盛ってはいるでしょうが、根幹となる部分は変わってないはず。
しかも登場人物を藤原不比等などに変えてます。意味深ですね。
天照の功績の元となったのは、かぐや姫との出会いがあったから・・。
私はかぐや姫が授けたのは、十種瑞宝だけだと思ってましたが、稲作も授けていたのかもしれないですね。そうなると稲場の白兎の稲場という地名も納得です。
伊勢神宮の内宮と外宮という祀られ方も納得できます。
本来、もっと認知され感謝されるべき存在だったのかもしれませんね。
8.20追記
確証はないんですが、竹取物語は古代の神話だったんじゃないかと思います。
天照が王としていた時代、ヤマトの時代に語られていた神話。
だとすると卑弥呼が登場した時、内乱が収まった理由になります。
天照直系の子孫ですから。神話の子孫ってことなら影響力は大きいです。
紫式部はかつての神話の登場人物を変えて皮肉を込めた・・。
と考えると、紫式部日記などの性格と合います。
となると・・かごめ唄は神話を歌ったもの?
かなり前からあったのかもしれないです。まぁ確証はないんですけど。
藤原家が神話の影響力を知っていたとすると、自分達にとって都合のいい神話を作るのも理解できます。中国神話の影響かと思ってましたが、竹取物語の影響かもしれないと思うと、歴史っておもしろい。